[Blog]イギリス一人旅の軌跡[30/31]

2016/9/4 : Day 30

ロンドン滞在最終日。

*

朝から散歩。

せっかくのロンドンなので

何かミュージカルが観たい。

思い立ってチケット売り場へ。

レスタースクエア横にある「tkts」

ここで公演中の当日券は全て買える。

安いものは40%offくらいのお手頃価格。

観たかったレ・ミゼラブルは本日休演。

他にも興味をひかれながら決定打がない。

・・・昨日観に来ておけばよかった。。。

そういえば、

tktsの奥に女性が座っている場所で

初めてVetterと話をしたことを思い出す。

結局気楽そうなStompを観覧した。
リズム中心で分かりやすいステージ。

専用劇場。さすがだ。

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そのまま近くのCDショップでは
Ed Sheeranのアルバムを数枚購入。

DVD付きの限定アルバムなのに、£8(1200円くらい)

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帰り際に、もう一ヶ所。

National Portrait Gallery。

この写真に、目を奪われてしまった。

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夜は、Vetterが食事に誘ってくれた。

Signeと一緒に三人Pubで最後の晩餐。

外にヒーターもあって肌寒い夜に良い。

お酒も美味しいしピザも美味しかった。

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Signeはデンマーク出身。

いろいろと話を聴いた。

医療費や教育費が無料なこと。

働かない貧乏な人もいること。

大学卒業後には、

最大3年間はブランクが許されること。

今ブランクを使って旅をしていること。

・・・

日本とのあまりの違いに驚いた。

日本の現状を伝える。

ブランクは就職に不利だったり、

再就職は35歳以上は難しいこと。

普通は長期休みがとれないこと。

それでも、

音楽でどうにか生活していくことも。

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Vetterからイスラエルの現状も聞いた。
ロンドンと生活水準が変わらないこと。

比較的物価が割高なこと。

何でも手にはいるし、

実際戦争や紛争は身近にないこと。

新しい国であること。

3年従軍が定められていること。

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日本とは違う環境を肌で感じる。
二人にまた行きたい国を尋ねると、

「タイ」だと答えた。

物価が安いはずなのに、

1晩20$の演奏機会が

あったり

月100$で豪邸が借りられたり。
場所は・・・忘れてしまった。
あと、イギリスでのBuskingは

「£5」は割安で辛いとのこと。

本当は「£10」にしたいけど割高。
他のヨーロッパなら10€でOK。
パリと比べて気前はよくないらしい。
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それでも、

二人の音楽性や優しさは身に染みた。

去り際にハグをして別れた。

「音楽を続けよう。そして、また世界のどこかで」
この約束を守りたい。
ありがとう。

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→2016/9/5 : Day 31(Final)