[Blog]旅。タイミングに生かされている。
10月が始まってからの4日間ヒッチハイク旅。
大学時代を過ごした福岡県で会いたい人に連絡を取り、
結果ほとんどの方々とお会いすることができました。
きっかけをくれた久保井くん、ありがとう。
(帰宅直後に生まれた、姉の第三子。)
*
福岡へ行くことを決めたのは、9月29日。
正直、何をするかも決めていませんでした。
遊びに来た久保井くんが福岡へ帰るついで。
なんとなく、福岡へ呼ばれているのかなーくらいに
とりあえず、会いたい人へ連絡をとっていく作業。
そんな急なお願いにも関わらずお会いできた
固い握手をしてまた会いたかった熱いミッチーさん。
2回目のヒッチハイクで乗せてくれたゆうたさん。
始めてのヒッチハイクで乗せてくれたわたるさん。
大学の後輩ながら本気で突っ走っているあっきー。
ことだま鑑定で名前を好きにしてくれたひろみん。
この2月に10年間お付き合いして別れたつるたさん。
大学時代に大変お世話になった梶原先生、上原先生。
ボランティア団体設立を始めお世話になった高木さん。
そして、ヒッチハイクで快く乗せてくれた
なんべさん、よーいちさん、こがさん、まきさん、
いのうえさん、まつださん、くろかわさん、いわながさん
ふくださん、なかむらさん。
そして、帰宅した12時間後に生まれた姉の第三子。
決して自分の「会いたい」だけでは会えない人たち。
突然の連絡でも快諾してくれるみなさんの優しさと
それが可能なるタイミングに、生かされました。
***
今回は本当に不思議な流れ。
まず福岡に行った翌日の9月30日。
連絡をとって会える確定だったミッチーさん。
他の人はほぼ「会えない」予定になっていた。
会えるかなんて、あとはタイミング。
帰る予定は10月2日に決めて、あとはゆったり。
そう思っていたら徐々に連絡が返ってくる。
ゆうたさんが宮地嶽神社に朔日参りをすることを聞き、
無理を承知で当日同行をお願いすると快諾してもらい。
わたるさんからは天神近くでフェスがあることを聞き、
ぜひご一緒したいと連絡してこれまた快諾をもらい。
2ヶ月前に連絡していた福岡の元彼女から、
なぜか福岡にいるタイミングで連絡が来て。
翌日はアッキーが午前中時間があると連絡を受けて
シャワーまで貸してもらえるありがたいことに。
一つずつ時間が決まってどれも被らない。
ただ、大学の先生は予定が会わなかった。
これも仕方ないこと。
そして、一つずつお会いしていきました。
***
10月1日。
朔日参りにゆうたさんと。
深夜をファミレスで過ごし、記事を執筆。
朝イチであっきーに会い、シャワーを借りる。
昼過ぎまで、熱い想いやテーマを語り合う。
そして天神まで乗せて行ってもらうことに。
(真面目に不真面目、さすがあっきー!)
昼からは舞鶴公園の音楽フェスを堪能。
わたるさんとも再会することができて
改めて初ヒッチハイクのお礼を伝える。
夜まで音楽と共に時間を過ごす。
夜は島根で出会ったひろみんと食事。
同い年のいろんな葛藤を話した。
人に対して感じることが似ている。
気付きを得る良い時間になった。
おでんラーメンが最高だった。
そして、ネットカフェへ向かって
1日ぶりの個室で泥のように眠る。
*
10月2日。
帰る予定が、豪雨と暴風。
小雨の間ヒッチハイクを頑張ってみるも、
1台も止まってもらえず断念することに。
小倉で元彼女と待ち合わせるため、
今回は以前買った高速バスで移動。
うたた寝をしつつ、
何が伝えたいか考えつつ。
気が付けば夜になっていて。
2月以来の再会をしました。
そして自分勝手なことばかり、
半年間の葛藤を全て伝えました。
今の自分は、自分で精一杯だということ。
誰かを守れるほど、強くはなかったこと。
必死で見栄を張って、まわりが見えなかったこと。
伝えていること全て、「自己満足」だということ。
聞いてくれるあなたは、素敵な女性だということ。
まったく、ひどい男。それでも。
全て受け止めてくれる彼女は、
やっぱり素敵な女性だと感じました。
ずるしたヒッチハイクを巻き戻すために
元彼女と電車で一緒に博多まで移動して、
最終的にお宅にお邪魔してシャワーもお借りしました。
ソファーをお借りして仮眠もとらせていただきました。
もちろんそれ以上のことはなにも起こりませんでした。
(起こしそうになる邪な気持ちも伝えたら大丈夫でした)
10月3日は奇しくも、元彼女の誕生日。
朝「良い人生にしようね」と伝えて別れました。
全て自分の自己満足。非難されてしかるべき男。
それなのに、最後まで優しかった。
10年間俺を育ててくれた、素晴らしい女性。
つるたさん本当にありがとうございました。
***
10月3日。
そこから、帰路に経ちました。
大学の先生が予定に空きがあると聞き、北九州へ。
乗せてくれたのはこがさんとまきさん。
ヒッチハイク=危ない人だと思っていたのに
乗せてくれたこがさん。素敵な奥さまでした。
(理由は、目的地とおなじ「古賀」だったから)
そして、
休みだからと大学まで乗せてくれたまきさん。
道中いろんな話をしたなかで、まきさんから
「それはずっと逃げているんじゃないですか」
という言葉を貰いました。
本当に、その通り。
6月まで自分はずっと逃げていました。
それは自分が嫌いで仕方なかったから。
理由を作ってまわりを拒絶し続けては、
いろんな人を傷つけたと思っています。
それを経験して葛藤して今があります。
真っ直ぐ言葉をくれたまきさんに、
気付きをもらいました。ありがとう。
*
そして大学では2人の先生に会いました。
在学中はこんな話をするなんて思わなかった。
自分の中の葛藤や今の状況を伝えると、
その生きざまを肯定して応援してくださる。
厳しいはずの梶原先生が、
「しんどい生き方だね。頑張れ」とエールを。
いつも優しい上原先生が
「そんな悩みを持っていたんだね」と気付きを。
高木さんとは新しい事業の話をしたり、
大学時代の思い出話に花が咲きながら。
あっという間に夕方を迎えて別れました。
*
そこからは、またヒッチハイク。
初めて高速に乗らず歩いた関門海峡や
国道2号線の山奥で途方にくれた3時間や。
わざわざ高速道路に乗ってくれた優しさや、
長距離トラック歴2ヶ月で一度断られたのに
気にかけて乗せてくれた優しさや。。。
心が折れそうになると、誰かが助けてくれる。
本当に、タイミングに生かされていました。
***
10月4日
朝5時、なかむらさんのトラックで福山SAへ。
人生に悩みながらも、真っ直ぐ進む彼の話は
気持ちよかったです。また会いましょう。
思い立ってSAから10kmを歩いて帰りました。
途中眠すぎたので土手で30分くらい寝ました。
やっと8時に家に帰りついて泥のように眠り、
電話の音で目が覚めたのは夕方6時。
姉の第三子が生まれそうと聞いてすぐ移動。
着いた頃には生まれていました。
初めて、新生児を見ました。
不思議な力を感じました。
***
あっという間に過ぎていった4日間。
一つひとつが繋がり流れていった。
とても気持ちが良い日々でした。
悩むことが多くできることも少ない。
それでもこうして生きられるのは、
たくさんの人の助けがあるから。
今回お会いした皆さんも、
本当にありがとうございました。
この気付きが作品に繋がるように。
10月も引き続き頑張っていこうと思います。
それでは、また。
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