[Blog]29歳。初ヒッチハイク[1/3]
退職。イギリス旅。音楽活動。
今回はその後の転機について。
キーワードは「ヒッチハイク」
2016年12月頃からの話。
*
自分が苦しいと感じたとき、
助けてくれる人がいること。
案外初めましての人との方が
自分の弱さを共有できること。
逃げ出したいと思ったときに、
案外逃げ道は作ってもらえる。
たくさんの気付きをありがとう。
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目次:
1. ゆうちゃんとの出会い
2. 助けを求めて福岡へ
3. 人生初のヒッチハイク
***
1. ゆうちゃんとの出会い
自分の弱さと向き合うまでに
沢山の出会いをくれたのが彼。
路上で文字を書く青年。詩筆家。
彼との出会いが次の繋がりを作り
多くの価値観を知ることができた。
自分と向き合うきっかけをくれた。
本当に、ありがとう。
まずはその出会いから。
*
12月中旬。
雪降る季節に初体験の路面凍結。
そんな中で島根県から愛知県まで
大学同期が企画してくれた演奏へ
相方と深夜の車移動を開始した。
10分の道のりが30分以上に感じた。
路面凍結は怖い。
高速道路に入ってからは安全運転。
5時間ほど運転して深夜1時の休憩。
兵庫県の西宮名塩SAへと到着して、
少しお茶を飲んで一休みしていた。
そしたら、
とても珍しいことが起きる。
相方が(a.partmmentの右担当)
何やら一人の青年とこっちへ来る。
知り合い?いやいやココは兵庫県。
沖縄出身の彼に知り合いはいない。
でも、なぜ人見知りの相方が?
そんなことを考えつつ手元を見ると、
スケッチブックを持っている好青年。
そして、同時に相方の声が飛び込む。
「Mitsuhikoさん、大阪に行きたいって」
・・・このときの驚きを言葉に表すのは
とても、とても難しい。何て言うのかな。
中々の人見知りなんですよ。私の相方は。
そんな相方が初対面の人を連れて来た。
しかもまさかの「ヒッチハイカー」
深夜一時過ぎにヒッチハイカー。
これは、事件です。
***
すごい状況なのは間違いない。
「大阪まで」のスケッチブック。
ここは兵庫県。大阪はお隣の県。
正直、そんなに遠くもない。
面白そうなこと起こりそう。
悩むことなく快諾した。
ただ、ひとつだけ問題があった。
彼らは「次のSAで良い」という。
残念ながら、もう次のSAはない。
たぶん次は市街地を越えてしまう。
悩んでも分からないので車に案内する。
・・・そしたら、
実はゆうちゃん一人旅ではなくて
まこっちゃんもいて二度ビックリ。
幸い積んでいた楽器も少なく
2人どうにか乗ってもらった。
そこから結局高速道路を降りて
梅田近辺までの1時間半の時間。
深夜にずっと4人で語り合った
この時間が、とてもよかった。
*
ゆうちゃんとまこっちゃんは、
あるセミナーを受講するために
福岡からのヒッチハイクらしい。
(福岡から1日にも驚き)
どんな二人なのか興味津々。
矢継ぎ早に会話は途絶えない。
彼らが受講するセミナー内容は
心の病気や生き苦しさについて
解決策を提唱している人たちの
イベントだと知った。
自分が感じている生きる違和感を
彼らも感じていることに驚いて、
同時に嬉しさも感じた。
内容については理解が及ばない中、
彼らがとても素敵なのは伝わった。
また福岡へ会いに行く約束をして、
深夜に梅田駅近くで2人と別れた。
たった1時間半の出来事だった。
*
彼らの雰囲気がとても好きだった。
だからまた必ず会うと思っていた。
まさか助けを求めて会いに行くと、
夢にも思わなかった。
→2. 助けを求めて福岡へ