[Blog]イギリス1人旅を決めた入社5年目のサラリーマン[1/3]
どうも、Mitsuhikoです。
今日は7月7日七夕ですね。
織姫さんと彦星さんが年に一度
やっと天の川を越えて会える日。
一年に一回ってすごいですよね。
それを毎年続ける、なんて純愛。
短冊に願い事をかこうかな。
願い事は何にしようかな。
星空を見上げて自然を感じると
心が落ち着いてスッキリします。
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2016年7月から2017年7月まで、
1年間いろんなことが起きました。
最近のことは、コチラから
リンク:自己嫌悪と自己肯定の一ヶ月
改めて仕事をしていた頃の話から
最初の決断「イギリス一人旅」の
葛藤を素直に伝えたいと思います。
何かのきっかけになりますように。
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目次:
1. 入社5年目のサラリーマン
2. イギリスへの一人旅
3. 常にあった焦燥感、 埋まらなかった不足感
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就職氷河期の底が抜けた2011年。
東日本大震災が起きた年2011年。
新宿駅で感じた震度5弱の揺れ。
ボランティアに行けない無力感。
世の中の決まったルールに従い
大学院卒業を前に就職活動開始。
いろいろと失敗を重ねながらも
どうにか数社から内定をもらう。
いろいろあって地元企業に就職。
家族にも恋人にも当然喜ばれた。
就職ブルーに若干なりながら、
でも同期にも職場にも恵まれて、
仕事も余暇も中々充実した日々。
業務さえこなせば休暇もとれる。
残業もそこまで多くない技術職。
海外研修も10日ほど、2年目に。
仕事の内容は本当に面白かった。
4年目から平行して年50本のライブ。
音楽と仕事を両立して頑張ってた。
正直中々良い感じの人生に見えた。
地方企業勤め5年目サラリーマン。
年収はだいたい500万円くらい。
家族にも恋人にも認められていた。
自分で言うけど優等生だったと思う。
でもこのとき、まわりを優先する
「優しさ」という隠れ蓑に身を隠して
人のことばかり見る自分が嫌いだった。
嫌いだから心のバランスもよく崩れる。
この頃はそれにも気づいていなかった。
身体は正直で全身の肌が傷ついていった。
*
そんな中、音楽活動で小さな結果が出た。
(詳細はコチラ:a.partmment Webページ)
そしたら、2人の中に火が点った。
「本気で向き合えばもっとできるはず」
希望と羨望。同時に不足感と欠乏感。
「もっと頑張らないと。もっと、もっと。」
このときは、音楽が中心だと信じていた。
すると技術がまだまだ足りていないこと、
作った自分達の曲に満足ができないこと、
満足できないから音源がつくれないこと、
足りないことばかり頭に溜まっていった。
これは、後の自己肯定感の話へも繋がる。
もっと頑張らないと。まだ足りない。
もっと追い込まないと成果は出せない。
その想いが、遂に仕事を辞めるという
人生の大きな決断への後押しになった。
形はどうあれこの決断は後悔していない。
あのときの自分、GoodJobでした!
*
「仕事をやめて音楽中心で生活する。」
家族に伝えるのはとんでもなく怖くて
毎週実家に帰っては何も話さず帰宅。
そんな生活を1ヶ月くらい続けて遂に
仕事を辞めたいと家族に伝えた時
「どうしてそんな安定を手放すの」
「生活の保証がなくなるでしょう」
心配して家族とは激しく対立した。
それでも、自分の意思は固かった。
「自分で人生を選らばないと先がない」
初めて両親と面と向かって話した。
仕事を辞めると決めた2016年5月。
漠然とした不安と、自由への希望。
ちょっとだけ生きる道が広がった。
職場へ事前に打診していたので
6月中に仕事の引き継ぎをすませ
7月から有給休暇を取得開始する
退職までのスケジュールが決定。
もう後戻りはできない。
でも具体的に何をするかなんて
まだまだ絵空事で曖昧だった。
「音楽活動を頑張らないと」
このくらいしか頭になかった。
そのときに、ふと思い付いた。
「何でもして良かったら何をする?」
この答えが、「イギリスに行きたい」
でした。
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Next→:2. イギリスへの一人旅
それでは、また。