[Blog]イギリス一人旅の軌跡[23/31]

2016/8/28 : Day 23
旅も終盤に差し掛かる。

宿を変えて時間を作り、
旅の振り返りに割り当てた。

*

朝から、旅を振り返る。

この作業が、とても苦しかった。
自分が感じたことが文字にならない。
言葉がまとまらなくて気づくと12時。

少し休憩してまた書き進める。
あっという間に14時になった。

ここまで考えてもまとまらない。
それでも、どうにかしようと続ける。
正直一度は「明日にしようか」と思った。

でも遅れると気持ちが鈍るのが怖かった。
書き続けて15時、半ば諦めに似た感覚。
その時書いた記事がコチラ。

○a.partmment HP:Vol.3(前編):旅の後半へ向けて(写真)

○a.partmment HP:Vol.3(後編):旅の後半へ向けて(想い)

この作業で旅が実りあるものになるように。
*
夕方にカーニバルがあるらしく宿を移る。

ノッティングヒルにある本日の宿。

「ノッティングヒルの恋人」という

映画のタイトルは知っていたけど、

見て来たら感動したのかもしれない。

入り口が普通のホテルみたいだった。

階段が恐ろしく狭かった。

この日は6人部屋。

窓からの景色。

なんか、良い。

*

気付けばもう17時。

あっという間の一日。

カーニバルで気分を変えようと思ったが、
人が多すぎて身の危険しか感じなかった。

「ノッティングヒルの恋人」とは

おそらくかけ離れた光景だろうな。

カメラを出すのも躊躇われたし、
バッグは手前に回して歩いた。

人が多すぎて進めない。。。
酒を飲んで路上で人が寝ている。
ゴミ箱に入らないゴミで酷い有り様。

おまけにみんなパレードしながら
楽しそうにペンキを準備している。

いや、塗っている。

すごく楽しそうに塗っている。

服が汚れるのは、困る!!!
バッグも汚れるのは困る!!!

ということで早々に引き上げてしまった。
・履き潰したスニーカー
・よれよれのTシャツ
・ボロボロのジーパン

みたいなどうでもいい格好で参加したかった。
それで全身ぐちゃぐちゃにペイントされたい。

ありだったかもしれない。なんて思った。
*

早々に切り上げてまた散歩。

歩いてKYOTO Gardenへと向かった。
正式にはHolland Parkの一角。

以前日本との友好関係を示すために
日本庭園を再現した公園らしい。

場所を探すなかで読んだ記事に、
気になる記載があった。

「庭園には孔雀が一羽いる」

いやいやいや、日本庭園に孔雀はいない。
きっと何かの記載ミスか、勘違いかだろう。

・・・

・・・・・・

いた。

めっちゃ綺麗なのがいた。

しかも、写真には写らないけど二羽いた。

そしてリスもいた。

完全に人になれている。

*

余談になってしまうけれど、

Pokemon Goを楽しむ人たちも溢れていた。

***
この日も結構な距離を歩いた。

それでも頭の中の重さはとれず

結局モヤモヤしたまま宿に戻った。

なにをどう開き直ったか電子書籍で
週刊少年ジャンプを購入して、読む。

何故だか少し落ち着いた。
すごい世の中になったもんだ。

*

今日の教訓:
頑張れるだけ頑張って、
頭が回らなくなったら感覚に任せる。

→2016/8/29 : Day 24