[Blog]イギリス一人旅の軌跡[25/31]

2016/8/30 : Day 25
世界遺産ストーンヘンジへの旅。

*

ストーンヘンジがある地域はロンドンから少し遠い。

だいたい西に200kmほどいったソールスベリー地域。
電車で行くと最寄りからバス乗り換えの必要がある。
併せて他の場所も回ろうとすると移動費用もかかる。

そこで今回はコスト最優先のツアーに参加してみた。

結論から言えばお得感は高い。

でも、訪問先でゆっくりしたい自分にとって

集団で決まった時間に動くツアーは合わなかった。

料金はお得だから良いけどね。
*

宿から集合場所まで距離があったため、

朝5時に宿を出発して地下鉄に乗って移動。
乗り換えがあるため駅名に気を付けていたのに、

本を読んでいたらいつのまにか乗り過ごしていた。

思っていたより近くて、予想外の乗り過ごし。

幸い以前行ったBrixtonという駅名が聞こえて
「ヤバイ!行きすぎてる!!」って軽くパニック。
集合10分前に着かないとツアーに置いていかれる。
乗り換え失敗で何分のロス?

到着は30分前の予定で移動した。

わからない、とにかくすぐ引き返す。
時計を見ながら1分1秒めっちゃ焦る。
おおよその到着時間が電車に表示される。

ヤバイ。たぶんよくて集合時間ギリギリ。

駅構内の集合場所に迷ったら詰む。

とにかく頑張って逆回りに乗り込む。

時計を見ながらもう祈るしかない。

やっとの思いで到着したVictoria Station。
地図を片手に小走りで集合ホームを探す。

まもなく、集団を発見する。


日本語が聞こえる。ひと安心。。。
最後の集合だったらしく、すぐ移動。

ほんとうによかった。。。

***

この日回るルートは
ストーンヘンジ・古都バース・ラコック村の3ヶ所。

かなり欲張りな行程だけど、移動コストを考えれば

割安なためおすすめはできる。

バスで数時間の移動後、最初の目的地へ。

*

世界遺産のストーンヘンジは不思議な場所だった。

バスでビジターセンターへ移動して受付を済ませる。


そこからまた往復バスに乗り込んで移動。

そして、ストーンヘンジへ到着。

なぜ作られたのかわからない古代遺跡。

紀元前2000年前に立てられたとされ、

高度な技術を元に円形に創られた石柱群。

一本の重さは最大50tにもなるという。

小さな石柱ですら重さ4tを越えるらしい。

しかも石柱は250km離れたウェールズから

運送されたと考えられている。

誰が作ったのか。なぜ作ったのか。

どうやって作ったのか。全てが謎。

一目見た瞬間、「よくわからい」が感想。

「すごい!」とか「きれいだな!」とか

そういった感情が一切浮かんでこなかった。

言葉で表せない不思議な場所だった。

残念ながらツアーの滞在は1時間程度。

半日くらいボーッとしたかったのが本音。

*

そこから、またバスで移動。
古都バースへ到着。


古都バースは何故か丘の上に興味を抱き、
本来観光する温泉を無視して坂道を上った。

見晴らしの良さを期待したがそれはなく、
代わりに可愛らしいおばあちゃんと話した。
景色が大好きで退職して移り住んだらしい。

確かに、街並みはとても美しかった。

*

そして最後にラコック村。
ハリーポッターの映画ロケ地がある場所。


駐車してある車さえなければ、本当に中世の世界。


ロケ地巡りやホグワーツの寺院には入らなかったが、
とても気持ちが良い街だった。

***
この日で大きなイベントは終了。
ここからは自分と向き合う日々になった。

→2016/8/31 : Day 26