静かで、豊かで、美しいと思う場所。|2022.09 Framura

4年ぶりの旅。

「Framura」という街に着きました。

Framura 2022

人口は約700人。

ParisからTorinoへの電車で青年が教えてくれた
世界遺産Cinque Terreを巡る地中海沿いの集落です。

Manarola in Cinque Terre 2022

歩けば、坂を登り続けて50分。
バスなら10分€1.5(250円くらい)

Framura 2022

1時間に1本のバスに揺られてたどり着いた
坂の上に連なる集落です。

Framura 2022

***
**
*

やりたいことと、やらなければならないこと。
その兼ね合いをとりながら10日が過ぎました。

Paris 2022.09

フリーランスとして、
初めての海外。

久しぶりの団体行動は、
一人では辿り着けないような場所へ。

知らないことだらけの空間は、
学びと気づきの連続。

その中には

たくさんのコミュニケーションに
疲れてしまうこともありました。

Parisは僕にとって
刺激的で、美しくて、

だけど
少し忙しい街。

*
一人になってからはTorinoへ。

Torino 2022.09

4年前も雨。
どこか憂いを帯びた曇天。古都。

足早に選んだ
次の目的地はGenova。

Genova 2022.09

工業と古都が混ざり合ったような
地中海沿いの港街。

イメージしていた
地中海の和やかさは無く
「工業都市」を離れ
次の場所へ。

目的地であるCinque Terre付近から
偶然見つけた「Franora」の宿に、
気付けば辿り着きました。

久しぶりに感じた「美しい場所」の感覚。

それは

トリノの川沿いで出会った羊飼いだったり

Trino 2019

フィレンツェで聞こえた、
街中に鳴り響く鐘の音のように

Firenze 2019

モンセラットで感じた、
自然の中に居る心地よさ

Montserrat 2019

サハラ砂漠で感じた星空と孤独

Sahara Desert 2019

生活の中にある、静かな場所。

静かで、豊かで、美しい場所。

Framura 2022.09

ただ、時間が過ぎていく場所。

それでいて、
美味しい食事もありました。

Framura 2022.09
Framura 2022.09

***

今回の旅のぼんやりとしたテーマに、
死と生を見つめると言う
少し大それたものがありまして。

目的地の一つに
「アウシュビッツ収容所」がありました。

自分の生き方を深く考える時期が
2022年の7月ごろにあって。

「生き方」への問いが
強くなっていました。

*

だけど、

Framuraで見た景色からは

Framura 2022.09

なんだか、いろんなことが
さして大したことではないと感じて。

力が抜けていくのを感じました。

*

25日からは
フィレンツェに向かいます。

Firenze 2019

そして28日からは、
またFramuraに戻ってこようかな、と思います。

自分の心地よさを大切に。
世のためにも何ができるかを考えながら。

Framura 2022.09

ぼちぼちやってきます。

その時に、何を感じるのか。
また書いてみます。

それでは。

Ciao.