認め許し、ただそこに居ること|2023.03.27

 

川の向こうで
桜が咲き始め
春の匂いを纏いつつ
三寒四温を繰り返す

3月がもうすぐ
終わります

2023年と2022年の
狭間で

流行病
パートナー関係

いろんなところから
現れた不具合は

2月に入ってから
消えて

また違う悩みに
向き合う日々が
始まりました

*
思考が偏っていて
出来ないことが多くあり
心が弱ると引きこもる

そんな僕を
気にかけてくれる
人たちがいる

12月に恋が
終わったこと

新しい人を紹介するとか
ご飯をご馳走するとか
ただ話を聞いてくれる

自分の至らなさで
手放した関係性を
労ってくれる人

人生初

オンラインからの
オフライン

調子がいい日には
10km散歩
Ed Sheeranや
Bruno Marsが好きな
ちょっと様子がおかしい
可愛い写真の女性

メッセージのやり取りに
細かな優しさを感じて

4日目に
初めて電話の
お誘いもして

そのまま翌日には
デートのお誘いをし

気づいた時には海辺で
言い淀んでいた僕に
「お付き合いしてみますか」

交際がスタートして
もう7週間が経った
僕の備忘録

改めて
文字にしても
イカれてる

*

恋人と出会って
僕が感じたのは

“会話ができる”

それは
自分のことを曝け出して
それでも側に居てくれる
安心感と

この人になら
全てを伝えておきたいと
思うエゴのような

本音の手前の建前を
壊していく作業

人を好きになったのならば
潔く全てを伝えて
散ってしまおう

そんな思いを
ことごとく
消し去ってくれる

毎日がポエムみたいに
くすぐったい日々

朝が苦手なのに
毎日6時半に起きて
電話してみたり

毎日お昼休みに職場へ
会いに行ってみたり

高校生でもしない
一日6回くらい
電話をしてみたり

あまりにも自分が
寂しいと感じやすくて
何度も何度も
大丈夫かと尋ねて

その度に
ケラケラと笑いながら
大丈夫だよと
返事がある

こんな幸せが
あるとは思わなかった

毎日つけていた日記に
「×」を続けたけれど

この日からは
はなまるになりました

*

今まで感じていた
この人を守りたい

ではなくて

この人となら
一生一緒にいたいと
ただ思った

もうこれ以上
幸せが壊れるのが怖くて
下げ続けていた
人生のハードル

小さなことに
感謝する日々だった

生きづらい世界だけど
仕方ないことだと
諦めて生きようと
決めていたのに

生きる理由なんて
死ぬことのコスパが
悪いからだったのに

もっと生きてみたいと
直感が叫んでいた

ふとした時に
Ed Sheeranが
大切なパートナーに
つくった曲が流れて
涙が止まらなかった

あぁ

この人と一緒に居たい
この人を幸せにしたい

エゴが膨らむ一方で
失う痛みを
怖がり始めた

*

たった一人との出会いで
世界はこんなにも
見違えること

大袈裟でもなく
新しい人生が始まって

全部曝け出して
それでも一緒にいるために

愛して
信じて
側に居続けたい

そのために
今までの失敗や後悔を
全て込めて
生きてみたい

*

死ぬことは怖くて
選べなかったが

今は生きることも
死ぬことも怖くなった

こんな臆病な
世界の中でも
生き続けること

ここから先
たくさんの違いを認め
許し
ただ側にいる

そんなもんなんだろう